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先月、当店の開店を知人達で祝っていただく会があり、手料理をお持ち込みいただいたり、ワイン通の方の秘蔵のワインをご提供していただいたりで賑やかに楽しく盛り上がりました。その際の事。急遽、小音楽堂「夢奏庵」で当店ギャラりーにある銘器を持出し「銘器聴き比べ会」をする事になりました。音楽好きの方の集まりではあってもクラシックギターをされている方はいらっしゃらなかったので、「解り易さ」を考え、フレタとハウザー二世を持ち出しました。スペインのフレタは1983年製で米杉とローズ・対するドイツのハウザーは二世1967年製、松とハカランダ。材質も対照的。ところで、そもそも「聴き比べ」とは店主は同一の演奏者が同一の曲を楽器を変えて、同じテンションで演奏するのを聴かないと音の違いが良くわからないものだと思っています。そこで厚かましくも店主が、ソルの月光を楽器を持ち替え弾かせていただきました。で、「どうでしたか?」とお聞きするとある方は「フレタを聞いた時もいいなぁと思ったけど、ハウザーでの演奏を聴いたら胸に突き刺さるような気がした」別の方に聴くと「ハウザーの演奏を聴いていたら涙がでそうな感じになった...」はっきり言っておきますが、これ演奏技術の事ではありません。普段、私達が聴き比べで行うのは音の分離の良さとか和音の融和性とか、遠達性とか音色の明るさ、暗さとか...etc そんな観点でしか聴いていなかったので、ちょっとショックを受けました。決してフレタが良くないとかそんな事ではありません。

楽器の持つ音と演奏する曲の相性が合致した時、演奏技術を越えた感動を与える事があるんだなぁ...と実感した次第。 曲にあった楽器の選択もありかなぁ...

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